因島で見た野鳥【33】ユリカモメ

チドリ目カモメ科、全長41㎝、冬鳥として渡来する小型のカモメ。雌雄同色、頭部や体の下面は白く、背や翼の上面は淡い青灰色、嘴と足は朱色である。冬羽では、頭部は白く、目の後ろに黒の斑点がある。渡去前の春に、頭部に黒褐色の頭巾を被ったような夏羽の個体を見ることもある。

平安初期の「伊勢物語」第9話。京の都人が、東方に下り、隅田川で見た鳥を「都鳥」だと船頭に教わり、次の歌を読んだ。「名にし負はば いざこと問わむ都鳥 我が思ふ人はありやなしや(名前が都鳥だから尋ねるが、都に残してきた私の愛しい人は生きているのか?)」。この鳥の特徴から、都鳥はユリカモメを指すと考えられている。

伊勢物語の都人は都鳥を知らなかったので、その頃ユリカモメは京都の鴨川に来なかったとの推測もあるが、作者が都鳥を知っていて物語を作ったのであれば、当時も今と同様に、ユリカモメは鴨川に来ていたとも推測できる。なお、日本鳥類目録にあるミヤコドリは、全く別の種である。

(写真・文 松浦興一)

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