因島で見た野鳥【17】コサギ

ペリカン目サギ科の一種。全長61cm。

鳥類分類表に、「シラサギ」の名は無いが、ほぼ全身が白いサギ(コサギ、チュウサギ、ダイサギなど)を総称して、シラサギという。コサギは、最も小さいシラサギの意味で、サギの子供の意ではない。因島の水辺で、季節を問わず、最もよく見るシラサギで、留鳥である。

サギ科の鳥に共通しているが、嘴、首と脚は長い。嘴・脚は黒く、目は黄色。足指は黄色のソックスを履いているように見え、この点で、他種のシラサギと識別できる。

繁殖期(夏羽)には、長い冠羽と蓑状の飾り羽が目立つ。目先は黄色であるが、繁殖期を迎えた短期間のみ、いわゆる、婚姻色のピンク色になる。婚姻色のコサギも見たので、因島かその近辺で繁殖していると思われる。

留鳥とはいえ、日本で足環を付けて放鳥したコサギが、フィリピンで回収されている。昨日見たコサギは遠くへ飛び去り、今日見たコサギは遠来の別の個体かもしれない。

飛び立つ時や飛行中に「グワァー」と鳴くことがある。

(写真・文 松浦興一)

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