因島総合病院だより【20】『病理診断』をご存知ですか?

『病理診断』をご存知ですか?

病理診断科医師 熊谷 智代

昨年の1月~3月、フジテレビ系列で放映されたドラマ『フラジャイル』をご覧になった方もいらっしゃることと思います。主演の長瀬智也が演じた医師が病理診断にたずさわる病理医です。

『病理診断科』では、病理医が臓器や組織や細胞を顕微鏡で観察して病気を診断します。組織や細胞を顕微鏡で観察できるよう標本にするのは病理担当の臨床検査技師です。病理診断科では臨床検査技師も重要な役割を担っています。時には、亡くなった患者さんを解剖させていただき、病気の原因や経過、仕組などを詳しく調べることもあります。

実際の病理診断の例をお話しましょう。健康診断で肺に影が見つかった時、肺炎か肺癌かで治療は全く異なります。肺炎なら抗生剤等での治療、肺癌なら手術や抗がん剤、放射線治療になりますが、X線やCT検査等で診断が確定しない場合、肺から組織や細胞を採取して病理診断を依頼されます。その診断結果が「最終診断」になることも少なくありません。病理診断は、医療上、最も責任の重い分野のひとつなのです。

病理医は、患者さんと直接お会いする機会はほとんどありませんが、顕微鏡の中の組織や細胞の向こうにいつも患者さんを思い描きながら診断を行なっています。患者さんの体の一部を通して病理医は患者さんと深く関わっているのです。

『病理診断』に興味を持っていただけましたか。もしも、内視鏡検査や手術等を受けて「組織を病理検査に出します。」と主治医から言われたら、病院の「裏舞台」でひそかに頑張っている病理医や臨床検査技師がいることを思い出していただければ幸いです。

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