ふるさとの史跡をたずねて【32】三峰城跡(因島田熊町)

三峰城跡(因島田熊町)

因島村上氏の時代に青陰城を守ったのは第一家老の救井氏である。その屋敷跡は今岡屋敷のあったところである。確かなことはわからないが、奥の院の上あたりではないかと思われる。

田熊の山神神社から青影山の方へ登ると、水掛地蔵などがあり、島四国三角寺の奥の院である仙遊寺がある。近くの岩には不動明王と観音菩薩の摩崖仏があり、彩色されている。

摩崖仏と奥の院の上に回ると、なだらかな傾斜地が石垣で数段に区切られている。狭いながらも削平地だった面影がある。この当たりが屋敷跡で、三峰城とも呼ばれ、伝説に富んだところである。龍王山と青影山の間には茶臼山城跡から伸びてきた高圧線が通っている。それに並行するように峠道が続く。かつて多くの人々が往来したことだろう。

中庄と田熊の青影山登山道が出会うかつて二の木戸があったところから田熊側へ下る道は、ほどなく左へ大きく曲がる。曲がらずに沢が始まるところをまっすぐに行くと、奥の院の上に通じるので、このような道がかつてあったのかもしれない。

(写真・文 柏原林造)

 

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