全国にひろがる稲荷神社

町内に伊勢屋、稲荷に犬の糞―江戸の町並みを風刺した川柳だが、江戸の町に稲荷社がいかに多かったか想像させる。現在でも東京の下町を歩いているといたるところに小さな祠を見かける。そのほとんどが稲荷社である。朱色の鳥居に「正一位」の旗が立ち祠には陶製の狐がいくつも奉納されている。

稲荷神社は全国どこにでもありその数三万社以上といわれ神社としては一番多い。都心のビルの屋上などに見かける小祠もほとんどが「お稲荷さん」である。その総本社が京都伏見にある伏見稲荷大社で御祭神は稲荷大神。イナリの音は「稲生り」から出たもので神像が稲を荷なう翁の姿から稲荷の文字をあてたといわれる。

敗戦後日本鋼管誘致で城下町から工業都市として発展した福山市は芦田川の中州から中世の港町を掘り当てた「草戸千軒町遺跡」ゆかりの寺社や伝説と取り組んでいるが、草戸千軒遺跡は鎌倉―室町時代に栄えたという集落跡で村上海賊衆が栄えた中世にいざなう糸がありそうだ。

(村上幹郎)

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