6期連続当選めざし松浦幸男県議(因島)が出馬宣言 県政報告会に支援者160人

来春4月の県議会選挙の尾道市選挙区(4)への立候補が予想されていた尾道市因島の松浦幸男氏(64)が2日、土生町の日立会館で開いた広島県政報告会において、6期連続当選をめざして出馬宣言を行なった。

報告会の冒頭、柏原公生後援会会長(因島鉄工業協同組合理事長)は出席者約160人を前にして、「松浦幸男は立候補いたします。今日はその宣言の日です」と挨拶した。つづいて村田正人元選対本部長、亀井静香代議士夫人奎子さん、村上和弘尾道市参与、釣崎清一郎日立造船因島工場長、前田嘉治内海造船管理本部長が、それぞれ激励の挨拶を送った。

県政報告にたった松浦幸男県議は「県や地域の状況を見るに是非とも立たねばならないと思います」と決意を披露し、市町村合併に伴う県の事業の達成具合を見守ることが県会議員の役割であると、強調した。

松浦幸男氏は昭和17年生まれ。因北中・尾道商業高・松山商大商経学部卒。因島市議連続5期当選。因島青年会議所理事長。新松浦産業(株)代表取締役。

昭和62年県議会議員当選、現在5期目。自民党広島県議会議員会幹事長、自民党県連党紀委員長。

来春の県会議員選挙の尾道市選挙区は、旧因島市、御調郡、瀬戸田町を編入して定数2から4になる。各候補者とも新しく生まれた万人の新尾道市を舞台にして選挙戦を戦うことになる。

現職4人のうち自民3人吉井清介氏(尾道)、松浦幸男氏(因島)、高山博州氏(御調)は立候補を決めているが、日立造船向島が出身母体の木曽真理行氏は引退濃厚で、連合広島が新人擁立の準備を進めているという。

尾道市長選と市議選の動向

来春4月、県議選につづいて尾道市長と尾道市議選が同時に実施される。注目されるのは、1995年初当選以来3期11年5カ月の亀田良一市長の動向である。

亀田市長は1995年、現職の博田東平氏を1万4254票差で破り初当選。1999年、2003年と連続して無投票で当選。2期にわたって選挙がない状態がつづいている。

亀田市長の周辺は出馬意欲満々と見るが、市長本人は現在、その点について一切明らかにしていない。8日に開会された定例市議会における議員9人の一般質問にもその質問は通告されていない。また新人候補の出馬の動きは表面化していない。

来春市長選挙は、御調町、向島町、因島市、瀬戸田町を編入合併して以来初めてのもので、それにふさわしい選挙を望む声も根強い。

尾道市議選は合併特例期間を終了し、定員が現在の45人から11人減少して34人になる。当落最低ラインは1400票台を上回ると見られている。

各陣営とも新尾道市という新しい舞台での初めての市議選にとまどいながら、対応策に懸命である。

現職26人を有する旧尾道市は島嶼部や御調町の進出を警戒し、危機感を募らせている。何人が新勢力に食われるか他人ごとではないというところである。

向島町と因島地域は候補者乱立状況が予想されている。今年の増員選挙で13人が立候補した因島地域においては、今回もほぼ同数が出馬すると見られ、現在の8人を大きく下回る悲観的な予想が出始めている。

向島町でも同様の傾向が見られる。現職5人にどこまで迫れるかである。

御調町は増員選挙の結果から見て、候補調整が必至である。それに失敗すれば市議のいない町になりかねない。瀬戸田町は2議席確保のメドがついたという現状である。

(青木忠)

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