NHKは、本因坊秀策が生まれた旧暦の5月5日にむかって「伝説の碁打ち本因坊秀策」（仮題）の制作を始めた。橋本修平ディレクターら4人のスタッフは因島を訪れ、26日から31日までの6日間、秀策にゆかりのあるところの収録を行なっている。

27日には、外浦町の本因坊秀策生誕の地＝石切風切宮敷地内にある「碁聖閣」で、小説「虎次郎は行く」の原作者である庚午一生氏の監修をうけて秀策の両親宛書簡などを一日がりで撮影した。さらに29日、秀策囲碁まつりの会場である因島市民会館において囲碁対局の風景を収録した。

橋本ディレクターは、「秀策の人生をたどりながら秀策とともに碁が強くなるような番組をつくり、初心者にも見てもらいたい」と語った。放映はBS2（衛生第2）、5月初旬予定。

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