広島の原爆で死亡した故松下秀一郎さん墓前先輩の麓さんらが祈り

掲載号 15年01月31日号

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被爆70周年の8月6日が近づく26日、被爆死した、上島町弓削の故松下秀一郎さん(修道中学校・14歳)の墓前に先輩の麓忠義さんら関係者が祈りを捧げた。

墓参は、本紙が弓削商船高専学芸部の「芸予に残る被爆犠牲者の足跡」を連載したことをきっかけに実現した。

麓さんらは、故秀一郎さんの弟の松下拓さんの案内で墓地に向かい、線香をたむけた=写真

麓さんと親交があり、学生たちの聞き取り調査を教授として指導した松下邦幸さんも墓参に参加した。

麓さんらは、原爆で重傷を負った一年後輩の秀一郎さんを広島市から弓削島の実家に連れて帰った。

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