尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入賞作文【6】「本当の楽しさ」
掲載号 14年03月22日号
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尾道地区保護司会(楢原幸伸会長)が行った第63回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。
「社会を明るくする運動」
高須小学校六年 芝田人夢君
ぼくは、「楽しさ」を見つけたり、作りだしたりする大人になりたいです。その理由は何をやるにしても、「楽しさ」が大切だと思うからです。
ぼくは、ソフトボールというスポーツをやっています。ソフトボールの練習は、とても厳しいです。つらいこともたくさんあります。でも、そのつらいことを乗り越えたら、楽しい、うれしいことが待っているということを学びました。
例えば、夏の間、厳しい練習を週三日以上つづけました。とても暑い中の練習でしんどかったです。しかし、夏の終わりの県大会予選では、練習の成果を発揮することができ、優勝することができました。つらいことを乗り越えた後の達成感を味わうことができました。
また、ぼくは、六年生になり、児童会役員を経験しました。初め、児童会役員になったときは、思ったより休けい時間に仕事をすることが多く、遊ぶ時間が減ったため、「大変だなぁ。」と思っていました。また、人前で、話すことが苦手で、不安な気持ちが強かったです。しかし、児童会役員として人前に立つことで、責任を持った行動がとれるようになっていきました。みんなが楽しめるような会にすることや、だれでも遊べるゲームを考えることで、多くの人に気配りをすることもできるようになりました。今は、児童会役員をして良かったと思っています。
この力を生かして、大人になった時には、同じ会社などに勤めている人に気配りができて、自分から楽しい空気の作れる大人になりたいと思っています。
これらのことを通して、僕は「楽しさ」とは、頑張った後に付いてくるものだと思いました。楽しいからといって罪を犯したり、人を傷つけたりすることは間違っていると思います。
これから、ぼくは、楽しさを見つけたり、作りだしたりしながら、みんなで協力できる人に成長していきたいです。