因島自由大学に村山富市元総理

掲載号 14年03月15日号

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自由と自立を掲げる因島自由大学の開校が6月7日(土)午後2時から因島の芸予文化情報センターで開かれる。講師は第81代内閣総理大臣村山富市氏。

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戦後の政界は総理大臣の座をめぐって幾度となく政争が繰りひろげられたが自分の意思でなく周囲から担ぎ出されて総理になった数少ない1人だろう。政治評論家の俵孝太郎氏や代議士亀井静香氏らの話によると村山自身「社会党出身で総理大臣になろうと思ったこともなく、なれるとも思っていなかった」と述懐していたという。

家族は喜ぶというより高齢で総理の激務がつとまるかと心配だった。腰痛の妻の同伴は秘書の娘が同行。首相経験者で同年の竹下登氏(島根)が良き相談相手だったという。

大正生れ。従軍経験者で戦後労組母体の政治家。資産公開によると歴代総理中で最下位。明治時代に建造された自宅の時価が数十万円。長い「眉毛」がトレードマークだが、清貧というイメージの強い政治家である。

「 年中無休の漁師の出身」と、たんたんと語る村山さんの回想録に耳を傾けたい。

(村上幹郎)

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