尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入賞作文【3】「ゆうきを出せるわたしたちになろう」
掲載号 14年03月08日号
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「ゆうきを出せるわたしたちになろう」
高見小学校三年 宮本一君
ゆう気ってどんなことだろう。ぼくは、人をたすけることだと思います。人をいやな気もちにさせている人がいたらちゅう意をしたり、お年よりや、おなかに赤ちゃんがいる人が重いにもつをもっていたら、声をかけてもってあげたりすることだと思いました。
でも、よくないことをする人もいます。たとえば、じゅんばんぬかしとか、道や公園でごみをもって帰らずに、花だんやみんなが遊ぶところにすてたりする人がいます。これはぜんぶいけないことです。
ぼくが夏休みにサマースクールにさんかした時のことです。サマースクールのみんなでプールに行きました。友だちとプールであそんでいると、プールサイドでおかしを食べている子がいました。食べたりのんだりしてもいい場所は、きちんときまっているのにまもっていませんでした。
ぼくは、その子たちにむかって何回もおかしを食べてはいけないということをちゅう意しました。それなのに、ぼくがちゅう意をするたび、おかしのかすをプールの中におとそうとしました。
何度言ってもやめようとしないので、サマースクールの人に、
「もうほっとき。」
と言われて、ぼくはちゅう意をあきらめました。
その時、プールサイドでおかしを食べていた子たちのお姉さんが、
「うるさいから、あっちに行こう。」
と言って、その人たちはほかのほうに行ったから、ぼくは安心してあそびました。でも、心はすっきりしませんでした。ゆう気を出して、何度もちゅう意をしたのに聞いてくれなかったし、ぼくはと中でちゅう意をあきらめてしまったからです。
ぼくは、あの子たちにルールをまもれるような人になってほしいです。
ぼくは、ゆう気を出して知らない人にもちゅう意できたけど、ちゅう意の時の言葉づかいが全部おこったような言い方になってしまうので、いけないと思いました。だから、その言葉づかいをやさしい言い方に直したらいいと思いました。
みんながルールをまもって、いいことがふえると、みんなが楽しく遊べると思いました。