日立造船メガソーラー 電力供給が始まる 因島三庄町塚ヶ浜
掲載号 13年09月21日号
前の記事:“ソロプチしまなみ 電波時計を寄贈”
次の記事: “村上水軍の「軍楽」の研究【2】”
Hitz日立造船(株)は10日、因島三庄町塚ヶ浜に6月から建設していた大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、中国電力への電力供給を開始したと発表した。
設置したのは、同社が保有する遊休地。約4億6000万円をかけて建設。使用した太陽光パネル1万枚。平成45年8月末まで20年間の運営を行う。
年間発電量は約171・8万kWhで、一般家庭約470世帯分の年間電力消費量に相当する。
また同社は、日立造船グループの内海造船(株)向けのメガソーラーを因島田熊町に建設中で、12月に完成予定である。
同社は、グリーンエネルギーの事業領域を重視しており、「メガソーラービジネスの事業拡大を図るとともに、再生可能エネルギーの普及や地球温暖化の要因とされるCO2排出量の削減に積極的に貢献する」としている。