故酒井幸弘元教諭 愛犬とのふれあい 家族の手で記念本
掲載号 13年02月16日号
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大浜小学校などで教鞭をとった故酒井幸弘元教諭の愛犬とのふれあいをつづった日記が、家族の手で一冊の記念冊子になった。酒井元教諭は昨年9月6日、急逝した。享年62歳。
故酒井教諭と愛犬はなた
死後しばらくたって豊子夫人が、パソコンに残された「『はなた』との散歩日記」という表題のついた、夫の文章を発見した。
「はなた」とは愛犬の名前で、彼が生前、わが子のように可愛がっていた。それには、平成24年2月~5月の大浜町内での犬との散歩のことなどが、愛情あふれる筆致で記されていた。
それぞれの文章の終わりに趣味の俳句が添えられていた。最初の句は、『初春の「はなた」との散歩 寒きなり』である。
日記の存在を初めて知った夫人は、娘と息子にも相談し、冊子にしようと決めた。昨年11月初め完成した50冊をお世話になった人たちに配った。