統合控えた東生口小学校 ともに歩んできたイチョウの下で落語会

掲載号 12年07月07日号

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東生口小学校(木本三津子校長、44人)の校庭には大きな古い、イチョウの木が立っている。昭和初期に植えられたと伝えられる。

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瀬戸田小学校への統合を来年4月1日に控えた同小学校は、思い出をたくさん残そうと、
その木の下で、「イチョウ集会」をつづけている。

4月には、地元グループ「ポレポレ」による読み聞かせの会を開き、全校児童が耳を傾けた。

6月17日にふれあい参観があり、グラウンドの芝植え、親子ドッジボール大会カレー食事会を行った。

落語家・立川志隆さんを6月28日に招き、イチョウの木の下で、歌と落語の会を開いた。地元老人クラブなど住民50人が参加し、全校児童、教職員らとともに楽しんだ。

立川さんの演奏するギターやフルートに合わせ童謡を歌い、手遊びをしたり、落語も体験した。

2学期以降、音楽会などの企画を準備している。木本校長は、「学校便りとは別に、イチョウ便りを発行し、地域の皆さんに見ていただき、いっそう交流を深めていきたい」と語る。

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