京都―しまなみ 太鼓を通じた交流25年 醒泉小29人と共演

掲載号 12年05月12日号

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修学旅行の京都市立醒泉小学校6年生29人を迎え、しまなみ海道沿線の小中学生ら72人が9日、因島市民会館大ホールで太鼓交流会を行った。

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京都醒泉小学校6年生の太鼓演奏

25年前、因島村上水軍陣太鼓のテレビ放映を見た醒泉小の連絡で太鼓交流会が始まった。阪神淡路大震災の年を除き、今年で24回目となった。

喜多浦八幡子供太鼓(今治市伯方町)▽島鼓美(瀬戸田町)▽西浦こども水軍太鼓▽因島南中水軍太鼓▽田熊小太鼓▽因島水軍陣太鼓保存会が、ひごろの練習成果を披露。
それに応えて、醒泉小が「醒泉太鼓」を力強く演奏した。

最後に因島村上水軍陣太鼓が打ち鳴らされ、出演者全員が舞台と観客席を通りながら跳楽舞を踊った。太鼓による友情の輪は最高潮に達した。

田熊小で交流会

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6年生が修学旅行で醒泉小を訪ねている田熊小で2時から交流会があった。6年生29人が、体育館に醒泉小6年生を迎え、田熊小太鼓を披露。つづいて田熊小側が、因島、田熊町、はっさく、田熊小などについて紹介した。

住民とともに作ったはっさくゼリーを食べながら交流。お土産にはっさく、安政柑などが渡された。6年生は9月、修学旅行で京都に行き、同小を訪ねる。5回目である。

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