第66回国体で開催地山口県が天皇杯・皇后杯を獲得 県知事が胴上げ
掲載号 11年10月15日号
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やればできるものである。第66回の山口国体で開催地山口県が天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)を獲得して11日閉会した。
2003年の静岡国体では最下位。山口国体開催が内定した06年まで総合成績は40位台に低迷したままの浮上には平たんな道のりではなかったはず。企業スポーツが盛んでなく山口県は少年(高校生)と得点が稼げる団体競技に重点を置くなど強化に力をいれるあまり昨年9月、選手の参加資格問題が表面化。35選手が資格違反とされ、地元開催県の取り組みが批判された。
しかし、こうしたプレッシャーが競技団体や県民と県市が心を一つにして本番に臨めたという。その証が二井関成山口県知事を大会関係者が胴上げするという悲願の喜びの表現と受け止められる。
これからの課題も残る。県出身のふるさと選手や県外出身の選手、指導者を兼ねる形で補強した。この選手、コーチの就職先。体操教師が数学を担当、官公庁で若い臨職があふれた地方の県を思いおこされる。
(村上幹郎)


