阿部・奥中さんが仏でふたり絵画展

掲載号 10年09月25日号

前の記事:“交通安全運動 パレード広報
次の記事: “因島ロッジ改修に着工 総工費1億4180万 来年3月を完成めざす

因島高校出身の画家である阿部純子さんと奥中清三さんが10月23日~30日、フランスのパリ・モンマルトルにあるサン・ピエール教会で二人展を行なう。この企画は、愛媛県越智郡上島町岩城で創作活動をつづけている阿部純子さんの長年の願いであった。およそ40年間にわたりモンマルトルで活動する奥中清三さんは、高校の先輩にあたる。

alt

交流をつづけていた二人は一昨年の10月、尾道市のおだ画廊で共同して展覧会を開いた。帰国した奥中さんにとっては、ふるさとでの初めての企画であった。会場には、地元を中心に全国の友人、知人、ファンなど400人が訪れた。

阿部純子(写真右) 因島出身。12年間岡崎勇次氏に師事。上島町岩城に在住し、全国を舞台に創作活動をつづけている。40歳からプロの画家として日本で20回の展覧会を開催し、その収益金を日本赤十字社や日本ユニセフ協会に寄付してきた。
奥中清三(写真左) 18歳まで上島町弓削で過ごす。明治大、文化学院、日本文学学校を卒業後、1972年からフランスパリのモンマルトルに在住し、創作活動をつづけている。

関連書籍

E