原発反対の島民群像 映画「祝の島」上映続く 各地で動員数も好調

掲載号 10年05月15日号

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原発建設に反対しつづける島人たちの暮らしを記録したドキュメンタリー映画「祝の島」(纐纈あや監督105分)の瀬戸内海巡回上映が好調だ。

4月29日、撮影の舞台となった山口県祝島の公民館からスタート。超満員の150人が鑑賞した。さらに山口県で5カ所、三原市、大分、岡山市とつづき、しまなみ海道で始まる。

6月2日(水)午後7時=シネマ尾道(TEL0848-24-8222)▽3日(木)午後1時と午後7時=因島・ポートピアはぶ(TEL0845-22-7135)▽4日(金)午後7時=瀬戸田市民会館(TEL0845-26-4141)。

いずれも纐纈あや監督が来場し、交流する。シネマ尾道前売り1000円、因島と瀬戸田は共通券1000円。

因島も製作応援

映画「祝の島」製作を因島の有志が応援している。エンドロールに「祝の島」を応援する会・因島や個人名が出てくる。因島在住の青木忠氏が昨年6月に上関町祝島に行った際、撮影中の監督らと出会った。それが縁で昨年11月監督が来因し、ラッシュ上映会を行なった。

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