自民党広島県連会長 岸田文雄氏に

掲載号 10年02月27日号

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 自民党広島県連は21日、広島市中区のホテルで定期県連大会を開き、溝手顕正会長(参院広島)の後任に岸田文雄氏=衆院広島1区=を決めた。会長の任期は2年間で今夏に改選(2)される参院広島選挙区で民主と国民新党に明け渡している議席の奪還を誓った。

 この日、参加したのは与党から野党に下野した県連所属の国会議員や落選組、一般党員ら約800人。党本部から大島理森幹事長が駆け付けてゲキをとばしたが心なしか「引かれ者の小唄」のひびき。

 今夏の参院選候補選出の苦汁の選択は一般公募だった。5人の応募があり党員投票の結果、自民党所属の元衆議員宮沢洋一氏(59)を党本部に公認申請することになった。

 これでやっと参院選準備のスタートラインに着いたようだが岸田県連会長は「政権奪回を目指し一致結束を」と呼びかけたが反応はいま一つ。自民王国だった県連組織の立て直しが急務という声も。

 国民新党は元県議河井案里を公認候補擁立準備を進めあわただしくなっているようだ。

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