因島大浜町の神明祭 大とんど4基舞う 伝統の豊年・厄払い

掲載号 09年02月07日号

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 400年もの伝統を誇る因島大浜町(楢原康英区長会長)の神明祭が1日、同町公民館広場を中心に町民あげて行われた。豊年を願い、町内の無事・平穏を祈る一年で最大の新春行事である。

 東、西、中浜、沢崎の4組がそれぞれつくった大とんどが広場に集結。祭の中心は、初老(41歳)の申酉会と還暦の丑寅会の男女。

 約500人が見守るなか4基の大とんどが、「伊勢音頭」にのって練り歩き、「オッセー、オッセー」の掛け声にあわせて押し合い勇壮さを競った。

 町民はとんどを各組に持ち帰り、燃やして無病息災を祈った。さらに各組の当舎(とうや)に集い、深夜まで祝宴を繰り広げた。

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