振込め詐欺 管内4件の被害 因島警察署あげて 街頭で撲滅宣伝活動

掲載号 08年10月11日号

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 急増中の「振り込め詐欺」撲滅運動が1日から全国ではじまったが、因島警察署と瀬戸田、東生口の地域安全推進員など26人は7日、瀬戸田町でキャンペーンを行った。

 松宮祐一署長らは最初、スーパーの瀬戸田サンプラザ前で、買い物に訪れた町民に「振り込め詐欺注意!」のチラシ250枚をくばった。つづいて場所を「しおまち商店街」に移し、一軒ずつ商店を訪ね、言葉をかけながらチラシを渡し、注意を呼びかけた=写真=。

 「振り込め詐欺」は手口が巧妙になり、高齢者にとどまらず年齢に関係なく、被害者が出ている。その主なものは、

  1. なりすまし詐欺(オレオレ詐欺)
  2. 還付金詐欺
  3. 融資保証金詐欺
  4. 架空請求詐欺。
 全国で、8月末現在で1万3800件、被害総額193億円。県下で340件被害総額4億2800万円。

 因島警察署管内の因島・瀬戸田地域でも、10月6日現在6件発生し、そのうち2件は関係者の説得で未遂に終わった。

 葉書や電話に少しでも疑問を持ったら、電話に応じたり、すぐに振り込まないで警察や金融機関に、まず相談することが肝心であると呼びかけている。

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