地元移管の県立瀬戸田病院 区長会が尾道市直営求める
掲載号 08年06月21日号
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県が2009年4月を目標に地元移管の方針を示している県立瀬戸田病院(尾道市瀬戸田町中野)について、瀬戸田区長会(杉原正也会長)は16日、尾道市直営の医療機関として運営するよう、平谷祐宏尾道市長と井上文伸尾道市議会議長に要望書を手渡した。
要望書は、「瀬戸田地域には入院治療できる医療機関も少なく、高齢者の多い瀬戸田地域住民にとって特に切実な問題だ」と訴えている。
2007年に県の公募に応じた医療法人が、採算ベースが合わないことを理由に辞退した。現在、県と市の協議はつづいている。