本因坊秀策囲碁記念館 9月27日にオープン 来年2月棋聖戦を開催

掲載号 08年05月31日号

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 尾道市囲碁のまちづくり推進協議会(会長・加納彰副市長)は28日、市役所で総会を開き、本因坊秀策囲碁記念館の9月27日開館などを決めた。館長には旧因島市長の村上和弘氏が予定されている。

 オープン記念に第三十三期棋聖戦第三局を来年2月、因島土生町のナティーク城山で行なう。開館日には、プロ棋士を招き記念式典を開く。

 このほか様々な記念行事が開催される。11月~12月の間に「こども囲碁交流会」を行い、記念館の見学や交流対局、初心者教室などを開く。11月と来年1月には因島市民会館としまなみ交流館で尾道テゴー座の「本因坊秀策」公演がある。

 第56回本因坊秀策囲碁まつりは尾道市制施行110周年記念行事として7月19日・20日、因島市民会館などで開催される。

 念願であった本因坊秀策囲碁記念館オープンが囲碁を通じてのまちづくりの起爆剤になるか注目される。

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