青木昌彦氏が「私の履歴書」出版

掲載号 08年04月12日号

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 ノーベル経済学賞の可能性が最も高い日本人研究者のひとりと言われ、尾道市因島椋浦町に祖先をもつ青木昌彦スタンフォード大名誉教授が、「私の履歴書 人生越境ゲーム」(日本経済新聞出版社、1995円)を出版する。発売予定日は4月28日。

青木昌彦名誉教授
青木昌彦名誉教授

 60年安保闘争を全学連の指導者として牽引し、その後経済学者に転進。いまや経済学の分野で世界の頂点に立つに至った同氏が、真摯に、そして自由奔放に自分の人生を論じている。

 因島田熊町在住の青木廣光画伯ら因島青木家の子孫との交流が始まるなかで、同氏が自らのルーツをどのように語るか、この点にも関心が集まっている。

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