新年の抱負 市長・議長・商工会会頭・県議

掲載号 08年01月05日号

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尾道市制110周年 節目の年 尾道市長 平谷祐宏氏

尾道市長 平谷祐宏 昨年は市民の皆様のご理解を得て、尾道の「心に残る」景観形成に向けた取り組みを始めることができました。市職員によるノーマイカーデーやマイ箸持参運動などを推進し、かけがえのない地球環境の保全、美しい尾道を後世に残していくために、こうした取り組みをさらに拡げて参りたいと考えております。

 都市力のさらなる強化に向けては、成長分野企業の立地促進やベンチャー企業の育成、農業・漁業分野での尾道ブランドの確立、国際競争社会に対抗できる海事産業の振興などにも全力を傾注して参ります。

 今年は市制110周年の節目の年であります。未来ある子どもたちのために、「活力あふれ感性息づく芸術文化のまち尾道」実現への夢ある力強い一歩を踏み出して参ります。



権能活かし地域に特色を 尾道市議会議長 井上文伸氏

井上文伸 合併により新尾道市が誕生して2年になろうとしていますが、この間、旧来の尾道に、拡大した市域の新しい文化や伝統を加えることで、さらなる魅力あるまちづくりを執行部とともに目指してまいりました。

 本年は因島において本因坊秀策の記念館が建設され今秋には公開される予定でございます。

 しかし、近年の地方自治体を取り巻く財政環境は、三位一体の改革の進展などにより、非常に厳しく、わが国の景気動向も、先行きの不透明感を増しております。

 一昨年の法改正による議会制度改革で強化された権能を活かしながら、その重責を認識し、行財政の効率性を監視し、地域の特色を活かしたまちづくりとさらなる一体感の醸成に努めたいと考えております。



初夢は「世界のものづくりの島」 因島商工会議所会頭 村上祐司氏

村上祐司 新年明けましておめでとうございます。昨年11月の議員改選で重責ある会頭に再任され、また年頭にあたり、より一層の研鑽・努力いたす所存です。

 景気は順調に推移してきましたが、企業間・地域間格差の顕在化、サブプライム、原油など原材料の価格上昇など先行きがおおいに懸念されます。因島地域では、人口減少など厳しい状況ですが、造船関連産業が大変好調です。

 私の初夢は、美しい海や景観を活かし、誰でもが住んで、来て楽しめる島、また往年の賑わいのある「造船の島」、新産業先端技術による「世界のものづくりの島」と膨らんできます。

 商工会議所活動を中心にして、地域の皆様の英知と力を結集し夢の実現に向け全力投球で頑張ってまいります。



魅力ある尾道市の創造 尾道商工会議所会頭 石川悟氏

尾道商工会議所会頭 石川悟 新年明けましておめでとうございます。新生尾道市は、「魅力ある尾道市の創造」に向けて三年目を迎えます。わが国の景気は、回復軌道にあると言われて久しく、しかしながら地域経済や中小企業では、回復の兆しを実感できないまま、格差問題が大きな課題となっています。

 地域の活性化にとって格差問題は極めて重要な課題であり、その是正は、積極的に取り組むべき必要があります。「中国横断自動車道 尾道~松江線」の早期完成による、流通コスト削減、販路拡大、交流人口増大にむけたネットワークづくりを積極的に推進します

 中小企業が抱える諸問題に迅速に対応し、経営の安定化や新規創業への支援などに取り組み、「信頼され輝き続ける尾道商工会議所」として邁進いたします。



合併建設計画責任持ち実現へ 広島県議会議員 松浦幸男氏

松浦幸男 日頃よりのご指導、ご鞭撻には感謝に堪えません。とりわけ昨年の県議選では6期目の道を開いて頂きました。

 本県は、合併先進県として86あった市町村が23の市町に大きく減少しております。しかしながら合併にあたり、地域住民への約束として策定された合併建設計画の行方が、依然として非常に心配される状況になっております。

 とりわけ、実質的に吸収合併され周辺部となってしまった住民から、財政状況を理由に先延ばしされるのではないかと不安の声が上っています。県にはその実現に責任があります。県議会議員は監視を強め、その推進に努力を強めねばなりません。



自治体・地域の特徴を出して 広島県議会議員 金口巌氏

金口巌 平素より格別のご高配を賜り、感謝にたえません。昨年春の県議選で皆様の絶大な支援を頂き、県議会議員に選出されました。誠にありがたいと感謝しております。

 地方分権や三位一体改革など国が進める構造改革の推進により、地方は大変厳しい状況にあります。尾道市も例外ではなく、財政的保証がない中ではありますが、それぞれの自治体・地域が特徴をだして発展していくことが、求められています。私も尾道発展のために全力で頑張って参りたいと思っています。本年も倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。



山積する県政の課題に全力を 広島県議会議員 高山博州氏

高山博州 昨年4月に行なわれた広島県議会議員選挙において後援会の皆様方の大変力強いご支援とご協力、多くの市民の皆様方のご支持を頂きながら、お陰さまで1万6067票という多くの市民の熱い思いを頂戴して、当選させていただくことができました。心から厚く感謝と御礼を申しあげます。

 現在、厳しい社会経済情勢の中で、県政をとりまく課題は山積している一方で知事後援会の政治資金規正法違反問題によって政治不信感が広がっています。県民の皆様の県政への信頼を回復させ、県政の課題に全力で取り組みます。県民、地域の皆様の声を県政に反映させて参ります。



信頼される地方自治の構築 広島県議会議員 吉井清介氏

吉井清介 皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと思われますが、平素よりのご厚誼に深く感謝申しあげます。

 昨年の広島県議会議員選挙において、ご支援を賜り二期目を当選させていただき心より御礼申しあげます

 昨年一年の世相を表す漢字に「偽」が選ばれました。今日の社会情勢に慷慨して表されたと思います。信頼回復には、多くの時間を要するものと思います。

 市町村合併後、今、それぞれの市町では、新たなまちづくりの基礎が確立されようとしております。県議会は拱手傍観ではなく、住民の皆様から、信頼が得られる地方自治の構築に向け言行一致で当たらなければなりません。



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