因島美術展 高校生の新風

掲載号 07年09月29日号

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 尾道市美展で2年連続の好成績をおさめている因島高校美術部の生徒らの作品20点が因島美術展に出品・展示され、来観者から注目を浴びた。出品総数は6部門107点。高校生の作品がその2割を占め、新風を送りこんだ。

 そのうち、西原史弥さんがデザインで、因島文化協会会長賞、村上希美さんがデザインで奨励賞、福田佳織さんが洋画で、国際ソロプチミストしまなみ会長賞を受賞した。

 同高美術部顧問の杉原秀樹教諭は、「継続的に地域で発表の場に恵まれ、生徒たちの制作意欲が高まってきた。美大への進学をめざす者も出てきた」と顔をほころばせている。

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