介護支援ホーム因島医師会5月1日にオープン 尾道市内初の試み

掲載号 07年04月28日号

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 小規模多機能型居宅介護事業所「介護支援ホーム因島医師会」(岡崎純二施設長)が完成し、5月1日(火)にオープンする。それに先がけた施設完成見学会が19日、同施設であった。

 木造平屋203.95平方メートル。デイサービス用の居間兼食堂、宿泊可能な居室5室を備えている。総工費は5000万円。こうした施設は尾道市内でははじめての試み。今後因島地域で3カ所、市域全体では8カ所、設立される見込みと医師会関係者は語っている。

 小規模多機能型居宅介護の基本の考え方は、「在宅での安定した生活を支える」こと。通いサービスを基本に宿泊サービス・訪問サービスを柔軟に組合せ、24時間365日切れ目なく暮らしを支える。介護支援専門員の山本小夜子さんを中心に11人の職員が介護にあたる。「通い」の利用者15人程度。1事業所の登録者は25人に限定する。

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