新年のごあいさつ
掲載号 07年01月01日号
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新市の物づくりの拠点確立めざして心新たに
因島商議所会頭 村上祐司氏
新年明けましておめでとうございます。合併により多様な歴史、文化などを持つ新尾道市が誕生し早一年が経過しました。今後、各地域が特色を活かしながらも情報の共有化などお互いに十分な連携を図り、新市建設計画が着実に進められ、全国に比類ない独自性のある素晴らしいオール尾道市を大いに期待します。
景気はイザナギ景気を超えたと言われますが、依然中小企業や地方都市においてはその実感はありません。
因島地域においては、20年振りに大型船の進水があり「造船の島」が復活しました。これを契機に因島技術センターなどを発展させ、技術、技能の伝承や新技術の開発など、新市のおける物づくりの拠点としての確立を図っていきたいと思います。
又、当所においては、委員会、部会など組織をより一層活性化させ、会員さらには地域の意見を集約しながら、大いにリーダーシップを発揮し、地域における拠りどころとしての「開かれ、信頼される商工会議所」を目指して行きたいと新しい生命を育む「亥年」の年頭にあたりこころ新たにするところです。
活気あふれ感性息づく芸術文化のまち尾道
尾道市長 亀田良一氏
明けましておめでとうございます。皆様には、希望に満ちた新春をお迎えになられ、心よりお慶びを申し上げます。昨年中は、多くの方々から市政への深いご理解と温かいご支援を賜り衷心よりお礼を申し上げます。
瀬戸内しまなみ海道沿いに大きく広がった尾道市域には、多島美を誇る、比類なき優れた景観や豊かな歴史・文化に育まれた魅力溢れる多彩な資源があります
本市が有する街の美しさや、豊かな歴史と質の高い文化は、本市固有のブランドとして全国から高い評価を得ているところであります。
尾道松江線など高速交通体系の整備により、瀬戸内の十字路としての拠点性もさらに高まるなか、尾道の個性と素晴らしい景観を最大限に活かしながら、世界遺産登録にふさわしいまちづくりを基本に、「活力あふれ感性息づく芸術文化のまち尾道」の実現に努力してまいいります。
創意と英知を結集し市民の付託に応える
尾道市議会議長 佐藤志行氏
市民の皆様、新年明けましておめでとうございます。平素から市議会に対しまして、温かいご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。
さて、二度の合併を経て新尾道市がスタートして早いもので一年になろうとしています。この間、市内各地域の個性や特色に磨きをかけ、他にはない魅力的なまちづくりを目指して、議会、執行部ともども努力を重ねているところでございます。
現在、合併に伴う増員選挙により45名となっております本市市議会も、今春の選挙からは全市で34名とすることが既に決定しております。
地方分権改革の推進により、あらゆる面での変革が求められている時代の中で創意と英知を結集して、諸施策の推進に真摯に取り組み、市民の皆様の付託に応えて参る所存でございます 今後とも皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。年のはじめにあたり、市民の皆様がご健勝にて、充実した一年となりますよう、心からご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。