「海を想う」弓場敏男著 上梓祝賀会に150余人

掲載号 06年10月14日号

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 土生商船(株)代表取締役会長の弓場敏男さん、ペンネーム・うわぶびんさんのエッセイ集「海を想う」の上梓記念祝賀会が6日、日立会館で、各界から約150人が集まり、盛大に行なわれた。代表世話人は、亀田良一尾道市長。

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 冒頭、世話人を代表して村上祐司因島商工会議所会頭が挨拶、つづいて来賓の若住久吾尾道市副市長、亀井静香夫人・奎子さん、松浦幸男県会議員、長井頼雄防予汽船(株)会長が祝辞。

 謝辞に立った弓場敏男さんは、「中秋の名月」の6日が自らの78歳の誕生日であると説明し、「この日に人生のひと区切りになる本を上梓できたことは、ひとえに皆様のおかげです」と感謝を述べた。

 著書「海を想う」は14年間書きためたエッセイをまとめたもの。全ページに大学の後輩である川口協治さんの挿絵が描かれている。

 旅客船業に長年かかわってきた弓場さんならではのものが随所にうかがわれる。また、執筆のために東京神田神保町の古書センターで膨大な書物を購入したといこともうなずける。

 尾道市因島重井町生まれ東洋大学卒。土生商船(株)社長。同会長。(社)日本旅客船協会副会長。中国旅客船協会連合会会長。日本定航保全(株)会長。勳五等双光旭日章受章。

 写真はお孫さんから花束を贈られご満悦の弓場さん。

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