尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【6】「あいさつおじさん」

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第65回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「あいさつおじさん」

三幸小学校五年 半田和音さん

「おはよう。がんばってこいよ。」

朝のすみきった空気に、その声がひびきます。その声の人は、いつも、笑顔であいさつをしてくれる地域のおじさんです。そんな、おじさんを私は、『あいさつおじさん』と呼ばせてもらっています。登校している私達に、あいさつおじさんは、いつも声をかけてくださいます。

おじさんの力強い、

「がんばってこいよ。」

のかけ声に、私は思わずガッツボーズをしながら、

「よし。今日もがんばろう。」

と気合が入ります。

そんなある日の朝、いつも、元気よく声をかけてきてくださるあいさつおじさんに出会うことができませんでした。

どうしたのかなと、少し気になりましたが、学校へ着くころには、すっかり忘れていました。

私達の学校には、四つの宝があります。その中の一つの宝が、あいさつです。

先生や友達に会えば、

「おはようございます。」

と言うのが、あたり前になっています。悪く言えば、決められているから、という思いで、あいさつしていたように思います。

あいさつおじさんに会えなかったあの日は、なぜか、気持ちが落ち着きませんでした。

「何だろう。」

と考えた時、あいさつおじさんの笑顔が思いうかびました。

あいさつおじさんの、

「おはよう。がんばってこいよ。」

の中には、こぼれる笑顔がありました。そんな、あいさつおじさんの笑顔に、私も知らず知らず笑顔で返していた事に気がつきました。

あいさつをすることは、とても大切なことだと分かっていたけれど、何より大事なことは、笑顔だということが分かりました。

あたり前のことだから、決められていることだからと思うのではなく、相手がうれしい気持ちになるように

「おはよう。」

のあいさつだけでなく

「がんばってこいよ。」

と、あいさつおじさんが、私達に言ってくださったはげみになる言葉、気持ちが楽しくなる言葉、心が明るくなる言葉を、私も意識して伝えていきたいです。

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