行政が先送りしてきた難題を民間の力で 因島フラワーセンター

 平成の大合併で因島市は尾道圏への編入合併の道を選び、どうしても片付けておかねばならない重要課題がいくつかあった。その中の一つに県立フラワーセンターの管理運営問題があげられる。


 1980年代に日立造船因島工場から新造船部門を撤退「島が沈む」とまでいわれた不況下に県が約20億円を投じて花き栽培産業振興と観光を目的に建設されたのが同センター。
 当時、県は1兆円産業と注目されていた花き栽培の仲間入りを目指す拠点づくりとして向島洋らんセンター、因島フラワーセンター、瀬戸田町のシトラスパークを結ぶ「園芸ベルト構想」をたちあげた。
 「しまなみ海道」の波に乗って3つのテーマパークは観光ブームを謳歌した。それも御多分に漏れず一過性に終わり赤字経営に転落。テーマパーク時代が終焉するなかで県立因島フラワーセンターは9月1日から尾道市へ移管、改名されリニューアルに着手。指定管理者を募集、行政が先送りしてきた難題を民間の力で蘇らそうとしている。

[ PR ]瀬戸田で唯一の天然温泉

しまなみ海道生口島サイクリングロード沿いに建つ、島で唯一の天然温泉を持つゲストハウスです。

サンセットビーチの砂浜に面し、1,000坪の広大な敷地には、四季折々の花が咲き誇ります。部屋や温泉からは瀬戸内海に浮かぶ『ひょうたん島』と、美しい夕日を楽しめます。

素敵な旅のお手伝いができる日を楽しみにお待ちしています。

PRIVATE HOSTEL SETODA TARUMI ONSEN
瀬戸田垂水温泉
広島県尾道市瀬戸田町垂水58-1
☎ 0845-27-3137
チェックイン 16:00 〜 20:00
チェックアウト ~9:00