9月27日「本因坊秀策囲碁記念館」オープン

 因島が生誕の地である幕末の偉大な天才棋士本因坊跡目秀策をモデルに「虎次郎は行く」という題名で小説上・中・下巻を上梓。マスコミの取材を受けたり、各種団体からの講演依頼がある。


 秀策という人は、歴史上の人物であると同時に後代「碁聖」と仰がれる棋士であることはいうまでもない。だからといって小説は、人間の長所や立派さだけを描くわけにはいかない。主人公の弱さや欠点も丸ごと凝視する必要がある。そして人間としての秀策像に迫り、会ったこともない彼がどういう表情をしていたかなどと知った風に表現する。だが、天才といわれた秀策が成長する過程で囲碁の「棋理」に関する記述に入り込むことは許されないことは弁えている。
 9月27日には新設された「本因坊秀策囲碁記念館」がオープンする。ワラ葺き屋根の生家復元は建築法の規制から適わなかったが、間どりや土間は生家に残されていた見取り図のまま復元、鉄筋平屋建ての資料館には秀策に関する遺品などが展示される。

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