日本神道の道 「田の神」と「お米」
戦後、日本人の食生活は大きく変わった。なかでも『お米』を食べなくなったことがあげられる。戦争に敗けるまではパンが主食になることはなかった。それが学校給食で粉ミルクにコッペパンが主食の時代を押しつけお米を遠ざけたようだ。
とはいえ田植えを『お祭り』的な行事として伝承する地域もある。本来、神と人間との共同作業である。クリの木や季節の花を立て田植えばやしに合わせて苗を3本または3束として植えていく。もとは神の依代(よりしろ)だったことを示すようです。朝に神をむかえ、昼に供え物をし、夕に神をおくる。そして早乙女が『田の神』として讃歌をささげ豊作を祈るのが田植祭り。
古事記によると、高天原にも天照大御神の田があるようです。神から人間まで共に働き、同じ”お米”を食べるとしたところ、これが日本神道の道となっているようです。
なにしろ日本の神様は八百万(やおよろず)天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にしてもらさず―と中国の古人はのたまう。
(村上幹郎)
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