「ありがとう日新丸」大谷哲也水彩画展 喫茶ブラームス
因島田熊町のギャラリー喫茶ブラームス(☎0845-22-5112)で10月2日、「~ありがとう日新丸~大谷哲也水彩画」が始まった。10月31日(火)まで。10時~17時、日祝店休。
日新丸=写真㊤、海王丸などをはじめ、因島の神社・寺院、心に残る風景など25作品が展示されている。
因島を母港とする世界で唯一の捕鯨母船「日新丸」は5月23日、最後の航海に出港した。就航から36年となりこの航海を果たしたのちは、老朽化のため引退を控えている。かつて乗船して働いていたという人や、建造・改修などに携わった人たちが、展示会を訪れて思い出を語り合っている。
「シベリア抑留」が紡いだ縁 大橋さんと古谷さん
ギャラリー喫茶ブラームスで開催中の水彩画展の作者である大谷哲也さん(瀬戸田町在住・79歳)は昭和19年(1944年)満洲ハルピンで生まれ、1歳の時母親(当時24歳)に連れられて引き揚げてきた。父親はシベリア抑留後病死、姉兄も病死。因島高校機械科を卒業し日立造船因島工場入社、昭和62年(1987年)から神奈川工場、舞鶴工場、有明工場と転勤したころから趣味の水彩画を始めた。
古谷巌さん(三原市在住・97歳)とは「私のシベリア」絵画展(ブラームス開催)で出会い、親交を深め、今回の絵画展に招待した。
古谷巌さんは昭和16年(1941年・当時15歳、高等小学校生徒)「青少年義勇軍」として「満蒙開拓」に従事。昭和20年(1945年)9月、シベリアのビースクに抑留され2年間の収容所生活を送り帰国した。そこでの暮らしを描いた作品群を、ブラームスや三原市などで発表してきた。
大谷さんと古谷さんは久しぶりの再会に喜び、時間を忘れて話す姿はまるで父子のようであった。
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