尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入賞作文【8】「本当の楽しさ」

尾道地区保護司会(楢原幸伸会長)が行った第63回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「人とのつながりについて考える」

日比崎中学校一年 村上ゆきのさん

私は「社会を明るくする運動」の作文について考えた時、あいさつのことにしようか、地域のつながりのことにしようか、先日参加したボランティアのことにしようか悩みました。どの内容にしても、人との関わりやつながりに関係していると考え、人とのつながりについて考えようと思いました。


2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。約二年半前の出来事です。私の祖母には、福島県に二十年前に亡くなった祖父が仕事でお世話になった知り合いがいました。その知り合いの方とはもう二十年以上前から年賀状だけのやりとりが続く関係で、祖父の知り合いのため、祖母は面識があまりない知り合いでした。祖父が亡くなって、約二十年、年賀状が続いているだけでも、「すごいなあ。」と思いますが、祖母は翌日、年賀状に書かれてある電話番号に何度も連絡していました。私は、

「おばぁちゃんは、なんで、あまり知らない人に連絡をとっているの?」

と聞きました。すると、優しい声で祖母は言いました。

「おじいちゃんがとってもお世話になった方なの。年賀状だけのやりとりだったけど、おじいちゃんが亡くなっているのに、ずっと年賀状を送ってくれていたから、他人とはおもえない。何かしてさしあげたいのよ。」

後日、留守番電話の伝言を聞いた、祖父の知り合いから電話がかかってきました。「今は親せきの家に住まわせてもらっている、しんぱいしてもらってうれしかった、ありがとう。」という内容だったそうです。祖母は、今、必要な物は何か聞き、メモをし、買い物に行き、早速荷物を送っていました。私は、祖母の行動力に驚くと同時に尊敬しました。祖母の周りに友人が多いのは、「自分が行動して自分が人とつながっていくからだ。相手のことを心から心配しているからだ。」と確信しました。

また、私は、知らない人としゅ味を通じて仲良くしている人を知っています。それは、私の父です。私の父はマラソンをしゅ味として、毎日七キロ走ることを日課とし、各地で行なわれるマラソン大会に出場しています。最初は、スポーツクラブで走っていたので、その知り合い、その知り合いからまた知り合い…というふうにどんどん知り合いが増えて、今では、岡山県、広島県、山口県と、他県の知り合いが五十人ほどいます。年齢もばらばら。女性も男性もいて、その人達はみんなインターネットで連絡をとったり、会話をして、今はサークルのようになっています。そして、その輪はまだ広がっています。仕事でしんどいことがあっても、走ったり、インターネットで仲間との連絡をしたり、とても楽しそうに過ごしています。

時々父は、「お父さんは、走ることをやめたら病気になるかもしれない。色々な人と走ることを共有したり、話したりできる仲間がどんどん増えて、うれしい。」
と言っています。私は、その話を聞くたびに「やっぱり人とのつながりは大切なんだ。」と思います。

私の人とのつながりは今は学校と習い事が主です。祖母の知り合いや母の知り合いは、よく気にかけて声をかけてくれます。友人や友人のお母さん、近所の人もです。先日は幼稚園で一緒だった弟の友達が声をかけてくれました。覚えていてくれたのがとてもうれしくて、その日は一日中気分がよかったです。「今度は私から声をかけてみようかな(月)」そんな声かけからつながっていくのだから、小さなことをつなげて、私もどんどん、いろんな人とつながっていきたいです。

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