75歳老人のフーテン 2019東北の旅【98】金沢から敦賀へ

9月20日(金)③金沢から敦賀へ

新幹線に乗って金沢に行くがさすがに早い、1時間もかからずに富山県を抜け金沢に着く。車内の雰囲気も乗客も今までとは違いあか抜けてきた。

金沢からはまた在来線の北陸本線に乗り敦賀まで行くのである。乗り継ぎ時間はわずかである。乗ってみるがまた鈍行列車である。
北陸の京都といわれる金沢は素通りである。車窓から見る金沢はほかの都市と何も変わらない。歩いてこその北陸の京都なのだと思いつつ金沢の町を眺める。

しかしここまで来ると関西の文化圏なのか鈍行列車も速くなったように感じられる。

福井を抜けて長いトンネルを抜けるとそこには敦賀の町がある。昔から言われているが敦賀は北陸福井よりも文化圏や繋がりは関西圏に近い。ここまでくれば畿内である。何時でも因島に帰れると安心感が増してくる。

敦賀の町は山に囲まれた小さな町である。前には若狭のリアス式海岸の東端の入り江の奥の天然の良港を持つ町である。

駅前はよく整備がゆき届いている。これは戦時中、空襲により町が焼け野原になり、その際整備したとのことである。しかし人通りは少なくあまり活気は感じられなく、長岡に似た暗さがある。

駅裏では北陸新幹線の延長工事で敦賀駅の工事が進んでいる。

駅前にどっしりとした建物の旅館がある。この旅行も今日は最後の夜だ、元気でよく頑張りとおしたご褒美に、この旅館で芸者でもあげるかという衝動が起きる。

しかし帰るとすぐに財布の中身が気になる身分である。その衝動を抑えて駅前のビジネスホテルにチェックインをする。

田中伸幸(因島田熊町)

金沢駅

金沢駅

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