学校統合「土生町説明会」出席者がわずか17人「見切り発車」発言も

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小学校統合などの土生地区住民説明会が24日、因島市民会館で行われたが、出席者がわずか17人しか集まらず、関係者に衝撃が走った。しかも因南中PTA会長、区長会長、市議会議員などを含めての人数。

この日、行政側は、市教委は半田光行教育長ら10人就学前教育・保育施設再編計画を説明する福祉保健部の部長ら4人という最大の体制で臨んだが、肩すかしをくらった格好=写真

統合予定先の旧土生中学校の地元の無関心ぶりに関係者は首をかしげている。田熊町と三庄町における出席者数の差は歴然だ。

保護者説明会

  • 田熊(昨12月26日)43人
  • 三庄(2月7日)44人
  • 土生(2月15日)24人

住民説明会

  • 田熊(2月18日)154人
  • 三庄(4月25日)88人
  • 土生(5月24日)17人

こうした他地域と土生地区の関心度の差は、小学校統合問題に少なからず影響を与えることになろう。

質疑応答においても「見切り発車」を求めるという小学校がなくなる地域の住民感情を逆なでする発言が連続した。この発言の波紋が広がると住民同士の相互不信を生み出し、統合計画そのものの混乱に発展する可能性すらある。

会の終わりころ、因南中のすぐ近くに住む住民から注目すべき発言があった。「因南中学校の通学はかなり危険なことが多い。先日も悲惨な事故があった。小学校の通学問題はもっと大変である。旧土生中の校舎の裏には山や池があり、木が生い茂っている。周りの整備にも気を配ってほしい」。

市教委は、旧土生中学校への進入路の拡張は考えているが、周辺のことは十分に調査できていないと答えた。

福祉保健部・子育て支援課が、土生幼稚園と土生保育所を三庄認定こども園に統合すること、田熊保育所は、民設・民営とすることなどを説明した。

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