因島図書館20周年 優れた施設活かす工夫を 郷土資料保存収集の役割

尾道市立因島図書館(芸予文化情報センター)は11月3日、開館20周年を迎える。森重彰文館長=写真上=に話を聞いた。

因島図書館は、市内では尾道中央図書館につぐ規模で、施設として大変優れている。中央図書館に対して市南部の中心的図書館と言えるのではないか。

蔵書が15万部を超えている。どこの誰が見ても通用する図書館にしたい。そのためには一層の工夫が必要になる。

時代に応じた本を書架に古い本は書庫に収め、書架から手に取りやすくする努力が求められている。

図書館には、博物館や古文書館の役割がある。囲碁と水軍についての資料収集に力を注いできた。郷土資料の保存と収集にひきつづき力を入れたい。

来年4月から図書館にも指定管理制度が導入され、民間事業者に運営が委ねられる。しかし図書館の果たす役割は変らない。

活字こそ発想力を育むものである。どんなに映像や電子辞書が豊富になっても本や辞書を手にとって見ることに勝るものはない。社会動向に応じてタイミングよく蔵書の紹介をしていく必要がある。
DVDなどの視聴覚資料も充実させたい。

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