中庄八幡神社春季大祭 神福奉賛会100周年

因島中庄町の熊箇原八幡神社(井川宏二宮司)は4月16日、春季大祭を開催した。創立約1,150年の歴史を誇る熊箇原八幡神社は、神楽・神福奉賛会の福引・秋季大祭の奉納相撲を3本柱として人々の交流を深めている。

春祭りでは、恒例の福引きと十二神祇神楽、因島喜多会による謡曲、日本舞踊などが奉納されてきている。その中心を担うのは神福奉賛会。大正12年、神社本殿改築を期に町内外や阪神地区の出身者に呼びかけて奉賛会を結成、大正14年春祭りの協賛行事として始まった。以来毎年数千本の福引の楽しみや神楽を奉納している。

神福奉賛会は今年で100周年を迎えた。4月15日夜殿で神楽、16日大祭では福引き・神楽・日本舞踊が奉納された。早くから子供ずれの家族や地域の人々で賑わっていた。

春季大祭の神事(4月16日)

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