故郷への手紙【55】空港の日々

空港の日々

羽田空港内の飲食店を手伝うために空港に通うことが日常となり、飛行機を眺めることが日課になった。
早起きして乗る電車には、6時前だというのに働きに行く人がたくさんいる。
こんな時間から働いている人がこんなにもいるのかと、心強く思いながら重たいまぶたを持ち上げる。

「空港で働く人は航空会社の人だけではないんだなぁ。」
当たり前のことだと思う人もいるだろう。
飛行機をほとんど使わない私にとって、この気付きはものすごく新鮮なものだった。

警察官の人は24時間安全を守ってくれていて、清掃員の人はいつも細かい所まで綺麗にしてくれて、グランドスタッフの人は飛行機に乗り遅れそうなお客様を連れて走る。たくさんある飲食店の人は始発前から準備をしている。

毎朝、入れ替わるように電車に乗る人はきっと夜勤終わりなんだろうな。
帰り際にすれ違う清掃員の人は、これから出勤なんだろうな。
夜に警備をしている警察官の人は、これから夜勤に入るんだろうな。
世界で一番に選ばれている羽田空港。
そこに携わっているということが、とても貴重な経験だと気付いた。
有名人を見かけることもある。ニュースになるようなトラブルが起きたりもする。
何が起きるか分からない、そういうワクワクが感じられるのも空港だから。
もう少し、ここで働きたい。

青木めぐみ

(青木恵)

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