市民劇団尾道テゴー座 因島初公演「本因坊秀策伝」順調な仕上がり 11月9日因島市民会館で午後2時開演

NPO法人尾道てごう座(田島美鈴理事長)は、幕末の天才棋士で後世「碁聖」と仰がれる因島出身の本因坊秀策伝―虎次郎ものがたり―「神童の目」を11月9日午後2時から因島市民会館大ホールで公演する。


10月30日に因島市民会館で行われたリハーサル

テゴー座の誕生は、尾道地域の演劇文化に想いを寄せる愛好者が参加してスタートしたのが10年前。職業、年齢、演劇経験も初心者から熟練者まで多士済々。尾道ゆかりの知名人を題材に企画、脚本から演出まですべて手作り。これまで1年1回公演を目標に「林芙美子」「平田玉蘊」「小林和作」などに取り組み、国民文化祭も出演。県内ではハイレベルの市民劇団として注目されている。

今年度は、尾道市と合併した旧因島市の「市技」になっていた「囲碁によるまちおこし」事業を引き継ぎ念願だった「本因坊秀策囲碁記念館」が建設され、オープン記念公演として昨年から準備を進めてきた「秀策物語り」が題材。

原作は「虎次郎は行く」著者、庚午一生(本名村上幹郎、因島田熊町)脚本、村上宏治(写真家、福山市)監修、入船裕二(尾道)プロデューサー、田島美鈴(尾道)演出は富良野塾(倉本聰)から福山市にUターンした演劇プランナー・ドラマコーチ六条寿倖。

劇団員全員が秀策伝勉強会

劇団員は復元された秀策生家跡などで4月から勉強会を重ね秀策の幼名虎次郎の生い立ちや成長過程に迫り、脚本が出来上がった五月から週2回、尾道市西御所町の県営上屋二号倉庫の稽古場で特訓が始まった。

登場人物の中で主役となる秀策幼少期には秀策生家近くの因北小3年の青木雄飛君と兄の同6年、大河君が選ばれ発声から演技指導を受け、団員のアイドル的存在。本因坊秀策夫妻はイケメンの喫茶店チャイサロン・ドラゴン代表村上博郁・珠子夫妻が演ずる。

問合せは尾道市役所文化振興課(TEL0848-25-7366)前売券2000円。

チケット取り扱い所▽本因坊秀策囲碁記念館▽因島総合支所教育課▽尾道市役所文化振興課▽尾道観光案内所▽啓文社尾道市内各店。

尾道公演は、来年1月11日(日)しまなみ交流館テアトルシェルネ。開場午後1時30分、開演同2時。

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