何事も相談に行く三島家の年長者逝きわれの番来る

三島美知子
 高齢にもめげずに、ずっと私たちの相談ごとにのってくれた人、頼み甲斐のある人であった。何でも、うんそうか、こうしたら、と、やんわりと決めたり、アドバイスをしてくれていた。もちろんこの歌は、亡くなられた人を心から悼み惜しむと共に、吾ら三島家一族の長(おさ)らしい人への気持がこめられてある。


 それにしても、年の順から見ると、男女の別はさておいて見ても、どうやら私の肩にかかって来そうだ。よく見るともう既に、法事のことをどうするか。今までコミュニケーションのねらいから隔年にやっていた一泊会も一報が来ている。
 何でも相談とは言うものの、いままでの内容から見ても、何でもかんでもで無く、自己判断でやれる個人的な小さなものは話に出したとしても、社交辞令的に「そうですか、そうよ」で決められれる。身内が親しく語られ、相談事、頼みごとがやれるのは、日常のつきあいが如何に大事かの一語につきる。
 以前(大正・昭和)は大家族であって、分家しても嫁しても、その大方は近隣に居住して、簡単に集まることも出来、何処の家も大にぎわいをしていた。
 現在のように過疎化して核家族化して、さらには少子化してきた現在では、遠く離れてもいるし、それぞれに個々に決定して事後相談やよきに取りはからって、と言うようになって来ている。
 いつの世になっても心配ごと相談は絶えない、また突として起きるものである。なかには金銭の無心もあったり、保証人の依頼もあるだろうが、こんな相談ごとは、冠婚葬祭的な相談ごととは根っこから異なるので余程気を引き締めてかからねばならない相談ごとである。
(文・池田友幸)

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