懐かしいたたずまいと笑顔で嬉しいおもてなし 有限会社びんご倶楽部取締役社長・菅近信

ごあいさつ

大正時代に建設された因島市を代表する旧備後クラブ(観音山荘)が生まれかわった、地域密着型の高齢者介護福祉施設「びんご倶楽部」(因島市三庄町7区)が1月1日、オープンいたしました。

びんご倶楽部

レンガ色の外壁と格子戸が家庭的雰囲気で向かえてくれる「びんご倶楽部」

私たちは皆、人生の晩年を自分の住み慣れた町で、家族や友人たちに囲まれて暮らしたいと願っております。そのような皆さまの願いと要望に応えられるサービスを提供させていただくことが私たちの願いであります。

 施設の敷地は、幼少のころセミとりに興じた思い出深いところ。昔懐かしいたたずまいのなかで、お客様としての入所者の方々に「明るく・楽しく・気持ちよく、笑顔でうれしいおもてなし」の心を大切にしたケアを提供させていただきます。

和洋のくつろぎ

文化財の価値のある、石造り組み立てアーチ式門構えと石段が保存された。木造和風2階建。延床面積576.42平方メートル。1階がデイサービスセンターで定員20人。2階は認知症高齢者グループホーム、定員12人さらに別棟に定員5人の短期宿泊所。スタッフ総勢28人がお迎えする。

屋根は濃い緑色のコロニアル。外壁はレンガ色と黒のツートン。格子戸をイメージした玄関を入ると、木目を大事にした床とアイボリーの内壁、明るく和風の落ち着いた家庭的雰囲気が来訪者をつつんでくれる。

1階には食堂と6畳の和室、浴室がある。直径1.2メートルの特注の酒樽型浴槽が2個とユニットバス1個が備えつけられている。

びんご倶楽部

酒樽型浴槽にユニットバス完備

2階には居住部屋の他に食堂と6畳の和室。みんなで買物し、3食の調理をする。南向きの部屋からは弓削島が一望できる。

びんご倶楽部

南向きの部屋からは弓削島が一望

福祉の町に変貌

「びんご倶楽部」ができた三庄町7区(神田)は日立造船の住宅街から福祉施設の町へと変貌しつつある。

大正初期、大阪鉄工所因島三庄工場とともににぎわった。坂の上には備後クラブ、工場長宅や課長宅など洋館が建てられた。坂の下は花街で、芸奴置屋、三味線稽古場、日本髪結い、玉突き、下駄屋、写真館、銭湯など不夜城であった。

戦後は日立造船が受け継いだ。しかし時代は変わり工場跡に特別養護老人ホームしまなみ苑ができた。そして「びんご倶楽部」がそれにつづいた。

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