地域伝統芸能の継承 因島椋浦町法楽保存会会長 西本茂樹さん(62)

中世・室町時代にまでさかのぼるとも言われる因島椋浦町の法楽踊り。その保存会ができたのは昭和42年のこと。初代会長・松井年幸氏、二代目・故平澤文人氏、三代目・川島康男氏=写真右、そして4代目が、現職の西本茂樹氏(62)=同左である。


藤田県知事から地域文化功労章を受けた因島椋浦町法楽保存会役員代表

同年、因島市無形民俗文化財に指定され、昭和56年に県の指定を受けた。保存の営みに力がこもった。

保存会にとって朗報が相次いだ。平成16年には、自治宝くじ助成事業に認定されて、衣装一式100万円相当の補助を受けることができた。平成18年、県地域文化功労者表彰を団体では、伊賀和志神楽団(旧君田村)とともに受けた。

少子高齢化のこの時代、保存活動も困難を極める。踊り手の減少と高齢化が目立つ。しかし、椋浦町民にとってなくてはならぬ行事である。盆に帰省する者と住んでいる者が合流し、和気あいあい伝統行事を楽しむ。旗持ちの幼児たちがどこの子であるか、話に花が咲く。毎年増えつづけている島内外からの見学者。長年にわたって写真をとりつづけてくれている地元をはじめ備後かいわいのアマチュアカメラマンの存在も大きな励みになっている。

「地域伝統芸能をいかに次の世代に受け継いでもらい、守りつづけていくか課題です」と西本会長は話を結んだ。

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