全国初!歩行補助装置によるリハビリセンター開設 因島医師会病院(尾道市因島中庄町)

創立40周年を迎えた因島中庄町の因島医師会病院は1日、最新技術の歩行補助装置「リゲイト(RE-Gait)」を使用した専門センターを全国で初めて開設した。リハビリセンターは同病院の本館西側に新築した鉄骨2階建で、1階には「リゲイト」6機を備える。2階には作業療法室や言語療法室がある。

専門の理学療法士が測定したデータを基に患者にあわせて「リゲイト」の設定を行う。

天井から吊り下げたハーネスで体を支えて歩くこともできる。

同病院のリハビリテーション科では、脳卒中や交通事故などで、手足の麻痺やコミュニケーション、飲み込みなどの障害を持つ人に、理学療法・作業療法・言語聴覚療法・栄養療法に様々な最新の機器を活用し、退院後の生活を見通した支援を行っている。

とりわけ、2017年に導入した「歩行補助ロボット・リゲイト」を使用したリハビリでは、これまでの歩行能力回復のレベルをさらに高め、改善だけでなく完全回復を目指している。

歩行補助ロボット・リゲイト

新設したリハビリセンターは、蓄積された歩行訓練の実績を基に、「リゲイト」を用いた歩行を主体とした、より良質なリハビリを提供するための全国初の専門施設となる。

脳梗塞などで歩くのが困難になった患者が、尾道市や近隣の市町村はもちろん、中国・四国地方・関東圏など遠方からの来院に対応できるようになる。

㊧弓削副センター長、㊨藤井センター長

開発者の一人で同センターの弓削類副センター長(広島大学大学院医系科学研究科教授)は、「医師会病院での実績をもってさらには被災地・紛争地域・ウクライナの野戦病院でも役立つことを目指す」と語る。

センター長をつとめる藤井温因島医師会病院院長は「回復から在宅へと力を入れている。その柱はリハビリである。退院した後の患者さんが期待している良質なリハビリを提供したい。他施設とも連携していく」と語る。

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