広島選挙区参院夏の陣(改選2)自民指定席、野党乱立 前回トップの佐藤氏地盤変動

参院選は7月4日公示、21日投開票に照準を合わせ各候補者が勢揃い。野党連合は最後の調整に入った。色分けがはっきりしたのは広島選挙区で自民党は衆参のねじれ解消を訴える。野党各党本部は中国地方で唯一の複数区である広島を重点区と位置づけ激戦が予想される。

立候補予定者(順不同敬称略)

溝手顕正70 党参院幹事長、自現
佐藤公治53 党参院幹事長、生現
森本真治40 党県副代表、民新
皆川恵史69 党県副委員長、共新
灰岡香奈29 党県支部長、維新
日高順子50 幸福実現党員、諸新

2番手争いの波紋

6年前(2007)のこのカードでは民主党と自民党の指定席の争いで民主から立候補した佐藤公治氏が連合広島の全面支援と県東部では民主党のほか国民新党の亀井静香後援会の支持を受けトップ当選を果した。ところが自民逆転で民主の牙城がゆらぎ昨年7月には消費税増税などに反対して離党、生活の党で旗あげ、ポスターも小沢一郎氏と亀井静香氏に支えられるように3ショットが街頭で目を引いた。

連合が独自候補を擁立したことで県西部の組織力の低下は著しい。頼りとなるのは父、故佐藤守良氏時代からの尾道市など中選挙区地盤。それにみどりの風の亀井静香元金融担当相(広島6区)の支援を受け原発ゼロや増税反対を唱え、自民党や民主党との対立軸を訴えるが野党一番手になる決めてが欲しい。

圧勝掲げる自民党県連

野党の乱立でハードルを上げた自民党県連は5月24日、広島市で選挙対策会議を開き5選目を目指す現職の溝手氏の圧勝を掲げた上で、2議席を―という意見も出た。しかし確実に1議席を守る戦略にとどまった。

そのための緩みを警戒して15日には自民党県第6選挙区支部選対会議(支部長小島敏文)を尾道国際ホテルで開き2番手の倍以上を得票目標にあげる勢いだ。

民主 新人に期待

党再生を期待したい民主党は、元広島市議の新人森本真治氏(40)を擁立。1月に立候補を表明以来、連合広島傘下の労働組合などへのあいさつ回りを精力的にこなしてきた。党本部も、中国地方で唯一の複数区である広島を最優先と位置付けている。県連陣営は党幹部の来援を要請してはずみをつけ野党トップの座をねらっている。

維新 苦難の道

昨年の衆院選で躍進した日本維新の会は元山口県和木町議の新人灰岡香奈氏が遊説を続けているが、今月27日には被選挙権を得られる満30歳になる。全国最年少の挑戦候補者としてマスコミの話題になりそうだ。その一方で党共同代表の橋下徹大阪市長による従軍慰安婦発言などの影響で、党支持率は下降。広島選挙区の反応が注目される。

共産党は新人の皆川恵史氏(69)を立てる。野党乱立の中の街頭演説で憲法改正反対を前面に真の野党を強調。他党との違いを明らかにしたい方針。

幸福実現党は新人の日高順子氏(50)をたて消費税増税反対を訴える。

(村上幹郎)

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