ふるさとの史跡をたずねて【138】軍用地船着場跡(因島重井町勘口)

2017年7月25日撮影

軍用地船着場跡(因島重井町勘口)

軍用地と言っても、そのことを語るようなものは残っていない。しいて探せば、船着場の石垣の跡であろうか。しかし、その石垣も波に洗われて崩れ、もはやそれを探すのすら難しくなっている。かつては確かにあったのである。今なら崩れた石の何個かを見ることができるだけである。

因島金属の前の道が大きくカーブする所の海側である。現在のコンクリート製の護岸でも修復するから壊れずに存在しているのである。そのままにしておくと、長い年月の間に壊れていくことは多くの人が知っていることである。ここの船着場も昭和20年8月に役目を終えて、後は補修される必要もなかったのだから、そのまま波に洗われて徐々に壊れていった。

現在の姿を見ても、それが船着場の跡だとは、なかなか想像できない。50年以上前は、もう少し沖まで伸びていたし、ここの近くが軍用地と呼ばれ、戦時中はドラム缶が置かれていたと聞いていたから、船着場の跡だと想像していただけである。

その頃は近くに工場や民家はなかったから、それ以外の用途は考えられなかった。

何しろ一般人は入れなかったから、実際にここに船を着けてドラム缶を下ろしていた光景を見た人はあまりいないと思う。

撮影者不明の「昭和十五年八月一日」とペン書きのメモのある写真を見ると、かなり長いものであったことがわかる。

(写真・文 柏原林造)

1940年8月1日撮影

【PR】因島で家の解体のことなら「吾城」へ

当社には家の解体専門の部署があり、お客様のご希望に合わせた、よりよい施工内容をご相談・ご提案させていただいています。

空き家になった時のそのままの状態で、家具や食器、衣類などの処分から、解体後の用途に応じて砂利敷きや、アスファルト舗装等の工事までを一貫して施工します。

丁寧かつ迅速な施工で、因島はもとより島嶼部や尾道近郊においても、幅広く、ご好評いただいております。

【対応住宅】
木造住宅 / RC鉄骨 / 軽量鉄骨住宅 / アパート / 工場 / マンション

【お問い合わせ】
有限会社 吾城(ごじょう)
広島県尾道市因島重井町5800-42
TEL0845-26-2282