統一地方選構図を探る 亀田市長四選出馬か 県議・市議選過熱へ

 いよいよ2006年は師走に入った。まもなく旧因島市、瀬戸田町を編入した合併1周年を迎えようとしている。
 来年の平成19年は選挙の年である。統一地方選挙前半戦が県議選(告示3月30日、投開票4月8日予定)、その後半戦が尾道市長・市議選(4月15日告示4月22日投開票)である。そして7月に参院選が待っている。地方選は新尾道市として初めての選挙である。


 新尾道市の選挙人名簿登録者数(9月2日付)は12万6858人(男5万9204人、女6万7654人)である。旧尾道市=7万5414人▽御調町=6534人▽向島町=1万3497人▽旧因島市=2万3339人▽瀬戸田町=8074人。
 これまで、出馬するかどうか態度を明らかにしないで市民の気をもませていた亀田良一尾道市長が出馬表明に向けて動きを開始した。8日開会の尾道市議会12月定例会における一般質問に答えて、出馬の意向を表明する決意を固めたと側近筋はもらす。
 先月の29日、市庁舎を訪れた島嶼部の複数の有力者からの「合併間もない新尾道市の舵取りのためにもう一期務めて欲しい」との要望に応えたものと思われる。
 しかし合併直後という特別な時期と言うものの亀田市長の4選には大きな障壁が待ち受けている。来年80歳を迎えるということ(政治家の70歳定年制問題)、全国的な多選批判の声の高まり、2期も無投票がつづいていることなどである。
 一方では議会筋による別の有力候補者擁立の動きが始っている。その理由は、「多選批判を掲げて、4選をめざした博田東平市長に対立候補をたてて戦い、その後5選を食い止めた亀田市長が4選をめざそうとするのは筋が通らない」というものである。
 市議会定例会の一般質問初日の冒頭(12日午前10時)、奥田徳康議員(誠友会)が市長の進退について質問する準備をすすめている。亀田市長がどのような答弁をするか注目される。
県議選波乱か共産新人出馬
 来春の県議選尾道新選挙区(定員4)の構図がいっそう明確になりつつある。自民は松浦幸男(因島)、高山博州(御調)、吉井清介(尾道)の現職3議員。
 日立労組出身で向島の木曽真理行氏(58)=県議8期=引退により中国電力の金口巖尾道市議=当選4=(連合広島推薦無所属)が出馬する。
 さらに11月28日、共産党尾道市議の住田哲博氏(64)が県議選に必勝を期して出馬を表明した。住田氏は教員出身。吉井県議は教え子という。2003年、旧向島町議選で初当選、合併に伴う増員選挙で尾道市議一期目。
 これで新尾道選挙区は選挙戦が確実となった。無風から激戦に急変し、予断の許さない情勢に入った。
市議選挙の動向 編入地域が苦戦
 尾道市議選の構図が徐々に整理されつつある。地域別に見ると、候補者調整の進んだ旧尾道市(26人前後)と向島町(5または6)乱立気味の旧因島市(13人か14人)、御調町(4)、瀬戸田町(4)。それに加えて公明党と共産党がいずれも3人の少数必勝体制を確立したことが波紋を呼んでいる。公明は因島地域に続いて尾道市門田町から新人の加納康平氏(51)を擁立。
 早くも当選予想が囁かれているのは、旧尾道市22か23、向島町4、御調町1か2、因島地域3か4、瀬戸田2。定数34。下馬評通り因島地域の苦戦はまぬがれない。必勝の公明、共産が1ずつとれば残りが2という「恐怖のシナリオ」が浮かび上がってくる。投票率も大きく影響するだろう。ちなみにそれぞれの地域の前回投票率は次の通りである。

  • 旧尾道市(平成15年)=69.71%
  • 御調町(平成17年増員選)=84.02%
  • 向島町(同)=76.71%
  • 旧因島市(平成18年増員選)=74.26%
  • 瀬戸田町(同)=76.28%

である。

(青木忠)

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