因島総合病院だより【8】サクセスフル・エイジング(華麗なる老い)への適応 箱崎幸也医師(内視鏡科)

因島総合病院内視鏡科の箱崎幸也医師(62)は、因島土生町生まれ。土生小学校、土生中学校、因島高校を経て防衛医科大学校に入学。卒業後は防衛省・自衛隊で医師として勤務。

現在、医療法人社団元気会横浜病院・病院長。平成27年から毎月1~2回、因島総合病院の非常勤医師として、胃・大腸内視鏡診療を行なっている。

「十数年前母親が認知症になり、因島土生町宇和部の巻幡医院、海光園、因島総合病院にお世話になりました。なくなるまで私が東京で仕事を継続できたのも、全て故郷の皆様のお陰と深謝しています。」と語っている。

【著書紹介】「自衛隊災害派遣(医療支援)自衛隊災害医療研究会」信濃印刷、「これからの肝疾患マニュアル」医学書院、「症例に学ぶ肝臓病学」新興医学出版。

箱崎幸也氏

箱崎幸也医師

サクセスフル・エイジング(華麗なる老い)への適応

内視鏡検査医 箱崎幸也(医療法人社団元気会横浜病院・病院長)

因島総合病院で月に1~2回内視鏡・腹部超音波診療をさせて頂いています。胃がん・大腸がんをはじめ消化器がんの早期発見で、少しでも皆様方の健康増進に寄与できれば幸いです。50歳を過ぎたら、胃内視鏡検査は2~3年、大腸内視鏡検査は5~10年そして腹部超音波検査は1~2年に1回ぜひ受診して下さい。

今回は、「サクセスフル・エイジング」についてお話しさせて下さい。

1987年米国ロウエ博士は、サクセスフル・エイジング達成に

  1. 病気や障害のリスクが低い
  2. 高い精神的・肉体的機能
  3. 人生への活動的なかかわり
  4. 主観的な幸福感の4項目を提唱しています。

特に、社会参加や余暇活動の積極的な参加は、認知予備能を増やします。具体的に個人的見解を述べます。

  1. 肉体的な力と健康の衰退に適応 今までの身体能力を過信しないで、特に75歳以上の後期高齢者では、転倒・転落は命取りです。
  2. 収入の減少に適応 長寿社会では90歳までの生活を念頭に置く必要があります。
  3. 配偶者の死に適応 男性は奥様の家事分担がのしかかり、高齢者うつ病・アルコール依存所などに陥りやすく注意が必要です。
  4. 自分の年ごろの人々と、明るく親密な関係を結ぶ 同窓会などに積極的に参加し、多くの刺激を受けて下さい。
  5. 社会的・市民的義務を引き受ける 町内会役員などは少し大変かもしれませんが、出来るだけ前向きに引き受けて下さい。地域児童の登校の見守りや高齢者施設の掃除でも良いとされています。
  6. 健全な生活を満足に送れる キーワードは「禁煙、食事、運動、いきがい」とされています。酒やギャンブルに依存せず、特に酒は1日日本酒2合以下、週に1回は必ず休肝日を厳守して下さい。

一般的に男性は精神的自立が下手で、女性に比べ積極的な社会的参画が必要です。男性で退職後に1日中自宅で過ごす方は、最もサクセスフル・エイジング達成が困難な方です。ぜひ皆様、社会的参加を意識して寝たきりにならない健康寿命を延ばして下さい。

  • 因島総合病院では7月29日(土)病院祭りを企画しています。疾病のお話や骨密度・血管年齢等、皆様の健康へのお手伝いが出来れば幸いです。ご相談等ありましたら地域連携室までお気楽にお尋ねください。
  • 100周年に向けて因島総合病院の昔の写真や関連するものを探しております。お持ちの方はご連絡をお願いいたします。電話0845-22-2552。

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日曜日・祝日 11:00~14:00