父・大泰司宮司を継いで東生口原町で神職の道へ 原加代さん(44)

「緊張したが、無心につとめられ、私は、最初からこの道に進む人間なんだと感じた」と語る東生口原町の原加代さん(44)。原さんは、父の大泰司(おおたいし)正信さん(86)の後継者として、9、10日原町で行われた秋祭の神事で初出仕、お披露目をした。

長女で島外に兄2人がいる。因島高校から京都女子大学に進学。京都での生活の後に平成11年、ご主人や子供さん2人と一緒に地元にUターン。両親の世話、主婦業、農作業、地域活動の日々を過しながら、神事を手伝い、高齢の父正信さんに代わって宮司の神職会にも出席してきた。無口な父は、継いでくれとは一切口にださない。車イスでつとめる父の姿を見つづけて気持ちはきまった。広島県神社庁の研修をうけ、神職の修行に入った。

秋まつりの初出仕は朝暗いうちから身を清め、みそぎを終えて近くの神社で太鼓を打って心の準備をした。新調した装束は濃紅、唐絹の「雲立ち湧きに花の丸」、冠に黒の額当て。祭典は古式にのっとり献饌、修祓の儀・・・と、とどこおりなく終え、凛々しい女性神職の誕生に氏子たちから溜息まじりの安堵と期待の声が流れた。

これから地元の厳島神社、天満宮、穀(たなつ)神社、柏島(かしま)神社の4つのお宮を守りつづける。「地域の人と身近に交流し、学びながらつとめていきたい。これからが本当の修行」と決心は固い。原町の人たちから「大変だけどがんばってね」というお祝いの声に身がひきしまる。趣味は茶道で裏千家師範。

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